
赤み・黄みの先に、やわらかなベージュ。ヘルシーラインの色選び
色を抑えるだけで終わらない。僕が大切にしたいベージュの話。

こんにちは。Lazoomeekの小城です。
今回は、ヘルシーラインというカラーメニューのお話です。赤みが気になる。色が抜けると黄みが気になる。髪をやわらかい雰囲気に見せたい。このあたりが、髪色選びの入口になります。
ベージュって、色の名前だけ聞くとシンプルですよね。でも僕が資料を読んでお伝えしたくなったのは、「気になる色を抑えたら、それで完成」ではないところ。抑えた先の見え方まで考えているんです。ここ、少し知っておくと、次のカラー相談が具体的になります。
寒色なのに、やわらかく見せたい

赤みを抑えた寒色ベージュは、すっきりした印象をつくる選択肢になります。ただ、赤みを抑えるために青色の染料を多く配合すると、色に硬い印象が出ることもある。ヘルシーラインの資料では、そこに着目しています。
そこで、寒色ベージュに淡いベージュを重ねるという考え方。すっきり感を目指しながら、色の見え方にはなめらかさを添える。僕はこの「抑える」と「やわらげる」の両方を、お客様にも分かりやすく伝えたいんです。ちなみに、ここでいうなめらかさは色の印象のこと。トリートメントの手触りとは別のお話です。
赤みが気になる髪には、シナモン

ヘルシーシナモンは、髪の赤みを抑えて、なめらかに見える寒色ベージュを目指す色です。シナモンという名前だけで、赤茶色になると考えなくて大丈夫。名前の雰囲気と、色の役割は分けて見てもらえると分かりやすいです。
相談するときは「今の赤っぽい感じを落ち着かせたい」と、そのまま伝えてください。専門的なカラー名まで覚えなくて大丈夫です。どこに赤みが見えるのか、今の明るさはどのくらいなのか。そこを確認しながら、似合わせる方向を一緒に考えていきます。
黄みが気になる髪には、ヘーゼル

ヘルシーヘーゼルは、髪の黄みを抑えて、なめらかに見える寒色ベージュを目指す色です。たとえば「色が抜けた毛先の黄色っぽさが気になる」という言葉も、相談の手がかりになります。
シナモンとヘーゼルは、どちらが上という話ではありません。赤みが強い髪にシナモン、黄みが強い髪にヘーゼル。資料で示されているのは、髪の素材に応じた選び分けです。同じベージュが好きでも、今の髪によって考え方が変わる。ここがカラーの面白いところなんですよね。
黄色と薄紫が、色の印象をやわらげる

もう少しだけ、色づくりのお話を。
ヘルシーラインには「ペールレイヤード処方」という設計があります。黄色と薄紫でつくるペールベージュを、寒色ベージュに重ねるものです。寒色の硬い印象をやわらげ、なめらかに見せるための工夫なんです。
黄みが気になる髪の話をしたあとに「黄色」と聞くと、少し意外ですよね。でも、気になる黄みをそのまま増やすという説明ではありません。複数の色を組み合わせて、仕上がりの印象を整える考え方です。「ベージュは、引き算だけで決めない。」と今回書いたのは、この部分を知ってほしかったからです。
写真の色と、今の髪の間を考える

好きなヘア写真があると、目指したい雰囲気を共有しやすくなります。ただ、写真は光の当たり方でも見え方が変わりますし、同じ色名でも、今の髪の明るさや残っている色によって仕上がりは変わります。
根元と毛先の色の違い、これまでのカラーやブリーチ、暗く染めた経験。こうしたことも、分かる範囲で教えてください。「前のカラーの名前は覚えていない」でも大丈夫です。いつ頃、どんな明るさにしたか、という情報からでも相談できます。
ヘルシーという名前は、自然体の髪色のイメージとして受け取ってもらえたらと思います。髪そのものが健康になる、という意味でご紹介しているわけではありません。髪の状態も見ながら、無理のない施術の進め方をご提案します。
次のカラー相談には、この3つを

覚えておくのは、気になる色、なりたい雰囲気、明るさの希望。この3つです。
「毛先の黄みが気になる。やわらかいベージュが好き。明るさは今くらい」。こんな伝え方で、十分に相談の入口になります。全部決まっていなくても、好きな写真が1枚あるだけで助かります。
「赤みなのか黄みなのか、自分ではよく分からない」というときは、無理に決めなくて大丈夫です。気になるのが全体なのか、毛先だけなのか。その違いを言葉にしてもらうだけでも、確認するポイントが見えてきます。
今回の画像は、気になるものを保存しておいてください。好きな雰囲気にはいいね、気になる色はコメントに。髪色を迷っているお友達にも、選び方のメモとして共有してもらえたらうれしいです。
次の髪色は、相談しながら決めましょう。Lazoomeekで、今の髪と、これから楽しみたい雰囲気に合わせて考えていきます。空き状況とメニューは、下の予約ボタンからご確認いただけます。


掲載画像は色み・ヘアスタイルのイメージです。仕上がりは、髪の状態・施術履歴・光の当たり方によって異なります。